GUIの基本

GUIプログラミングの概要

（a）GUIプログラミングの種類

JavaのGUI実行形式にはJavaアプリケーションとJavaアプレットがある。

Javaアプリケーション	独自アプリケーション
Javaアプレット	ブラウザの中で動作するアプリケーション

JavaのGUIを作成するためのコンポーネントにはAWTとswingがある。

AWT	java.awtパッケージ	OSが持っているコンポーネントを利用する。（テキストボックスやボタンなど） WindowsとMacでは表示が異なる。
swing	java.swingパッケージ	コンポーネント自体がJavaで作ってあり、OSが何であれ同じ表示となる。 AWTがベースとなっている。

JavaアプリケーションのAWTとswing、JavaアプレットのAWTとswingの合計４種類のGUIについて学ぶ。

※インターネットエクスプローラーの場合、AWTのアプレットはそのまま実行できるが、swingのアプレットを実行するためにはJava Plug-in が必要となる。
　または、Java2SDK付属のAppletviewerを用いて実行する。

（b）GUIプログラミングの仕組み

JavaのGUIプログラミングではイベントとイベントリスナによりGUIコンポーネントを取り扱う

イベント	ユーザがコンポーネントに対する操作により発生する通知メッセージ。 ボタンをクリックしたり、テキストボックスにキー入力したすると発生する。
イベントリスナ	イベントの種類別のメソッド。 リスナインターフェースで定義されているので、イベントの種類別に必要な処理をプログラムする。